マイホームでのくつろぎ方


  • 『住生活と住教育』という本のなかでつぎのような記述を見つけた。これはさり気ない調子で書かれているが、日本人の住まい観を探る上で重要だと思う。「アメリカ人もくつろぐときにはもちろん靴を脱ぐか、スニーカーや楽な上履きに履き替える。がしかし、靴というのは洋服と同じで、身につけていることで相手に対して毅然としていられるといい、これが彼ら(男性)にとって結構重要なようである」わたしたち日本人には、マイホームに「毅然とすべき」場所や「他人行儀、他人の間柄」でいなければならない場所などが存在するということは信じられないことだ。マイホームはすべてリラックスできる空間であり、そうでなくてはマイホームとはいえない。そう思っている。この落差の意味するものは予想以上に大きいのかもしれない。


    お知らせ